★③『反応』で伝える
言葉よりも簡単で大切な表現方法、
それが『反応』です。
『反応』とは、「相づち」や「表情」などで
気持ちのニュアンスを表す「リアクション」のこと。
コミュニケーションにおいて、
“『反応』を見せる”ことはとーっても大切なことです!
あなたは普段の会話で、
気持ちを乗せた『反応』をちゃんと相手に示していますか?
“ただ何となく打っているだけの相づち”では気持ちは伝わりません。
“気持ちのニュアンス”を乗せることが大切なのです!
実際には話をしっかり聴いていたとしても、
反応が薄いと相手にそれが伝わらないので、
『ちゃんと聴いてくれていないのでは?』
『私の気持ちを分かってくれていないのね!』
なんて、相手に不満を持たれてしまうかもしれません。
これでは当然、
「この人と話していると楽しい!また会いたいな♡」とは
思ってもらえませんよね?
これまで“言葉のキャッチボール”をする癖がついていた人は、
言葉だけで会話を繋げようと考えてしまうために
言葉以外の『反応』を疎かにしていた、なんて場合もあったかもしれません。
ですが“気持ちのキャッチボールをしよう”という意識に切り替えれば、
必ずしも言葉が必要では無いことや
言葉以外の表現の便利さや大切さにも気付いて頂けると思います。
例えばあなたもこんな経験はありませんか?
相手の話がひと段落ついたところで――沈黙が……!
相づちとして 「そうなんだ」 と一応 言ったものの、
それ以上言葉が続かず……
内心、、
『どうしよう! 「そうなんだ」 だけじゃマズイよな…💦
他に何か言わないと…! やばい、言葉が思いつかない…!!』
こんな風に焦った経験はないでしょうか?
これはまさに、“言葉”のキャッチボールをしようと
している時に陥りがちな状況です。
では、
『反応』を使った“気持ち”のキャッチボールをすると、
どうなるでしょう?
台詞は同じくたった一言の「そうなんだ」でも構いません。
ただし、しっかりと“気持ち”のニュアンスを乗せて
相手に投げてあげましょう!
「ペットが死んでしまって…」という暗いニュースに対して
なんと言葉をかけていいかは分からなくても、
共感(同調)してあげるためには、
どんな感情のニュアンスを乗せればいいのかということは何となく分かりますよね?
相手にとって辛く悲しい話なので、
こちらも“辛い”“悲しい”“残念”といった
気持ちのニュアンスを表現してあげれば良いわけです。
つまり、
悲しそうに「そうなんだ…」と言えばいいのです。
たったこれだけで、
“気持ち”を表現できているので
『気持ちのキャッチボール』は成立します。
言葉が見付からなくても 気持ちさえ表現してあげれば
十分に一投球分の役目を果たせているケースも少なくないのです。
もちろん、出来ることなら続けて一言
「共感の言葉」などを付け足せると尚良しだとは思います。
ですが、現在のあなたが
“言葉のキャッチボールをする癖”がある人なら、
先ずは――
「必ず言葉で話さなければ会話が成立しない」という
思い込みの思考を捨てましょう!
“どんな言葉を言うか”よりも、
“気持ちを乗せた『反応』を、
ちゃんと相手に伝わるよう示そう”という意識を、
日常の会話でも実践してみてくださいね!
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