★⑥基本のスムーズコミュニケーション法
前項までで、
モテコミュニケーションの本質である
「5つの基本」についてお話しました。
とはいえ本質を理解しても、
実践に活かせなければ意味がありませんよね。
ですが「いきなり実践に…」と思うと、
あなたはまだ不安かもしれません。
ですから、
5つの基本を踏まえた実践的で具体的な
「コミュニケーションの基本の型」をご用意しました。
会話の“導入部分”から“話が波に乗るまで”を
特に難しく感じる人が多いと思いますので、
慣れるまでは この『基本の型』をぜひ参考にしながら
実践してみてくださいませ!
慣れてきたらこの『型』は忘れてしまって構いません。
あくまで感覚を掴み体で覚えられるまでの“歩行器”です。
~スムーズコミュニケーション法『基本の型』~
① 「アイコンタクト」をとる
↓
② こちらから「挨拶」をする
↓
③ YES・NOで答えられる「クローズドクエスチョン」
↓
④ 気持ちに焦点をあてた「オープンクエスチョン」
↓
⑤ 気持ちを乗せて「反応」
***********************************************
① アイコンタクトを取りましょう!
アイコンタクトを取る人は、
“友好的でオープンな印象”“話しかけやすい印象”を与えるため、
スムーズに会話に入りやすくなります。
しっかりとアイコンタクトを取るだけで、
そうでない人よりも断然相手に好印象や安心感を与える効果があるのです。
② こちらから挨拶をしましょう!
アイコンタクトもそうですが、“挨拶をする”ことで
「私はあなたとお話したいと思っています♪」という
友好的な気持ちを相手に示す効果があります。
固すぎる必要はありませんが、礼儀正しく感じ良く挨拶しましょう!
③ YES・NOで答えられる『クローズドクエスチョン』
クローズドクエスチョンとは、
『答えが限定されている質問』のことです。
例えば、
「イベントへの参加は初めてですか?」
「ご出身は東京ですか?」
「普段もお酒は召し上がりますか?」
などのように、
YES・NOで答えられる質問がクローズドクエスチョンです。
親しくなるためにはオープンクエスチョン(気持ちに焦点をあてた質問)
で会話を膨らましていくことが大切なのですが、
まずは“答えやすいクローズドクエスチョン”から始めるほうが
相手にも親切ですし、こちらも訊きやすいと思います。
ウォーミングアップのような感じでクローズドクエスチョンから始め、
徐々にオープンクエスチョンで会話の内容を深めて行きましょう!
④ 気持ちに焦点をあてた『オープンクエスチョン』
“オープンクエスチョン”とは、
クローズドクエスチョン(相手が簡単にYES・NOで答えられる質問)とは反対に、
想像 思考し、自分の気持ちを絡めて答えを出す質問(回答者が自由に考えて答えられる質問)のことです。
例えば下のような質問ですね。
「1週間休みがあったら何をして過ごしたいですか?」
「こんな時、あなたならどう思いますか?」
「お仕事をしていて嬉しい瞬間はどんな時ですか?」
この時に“プチ自己開示”で先にこちらの気持ちも話しておくと、
あなたの印象も良くなりますし、お相手も答えやすくなるでしょう。
上の例に合わせると、こんな感じでしょうか。
「この前1週間の夏休みが取れたのに、
結局ほとんどゴロゴロ過ごしてしまったんですよね~。
○○さんなら1週間お休みがあったらどんな風に過ごしたいですか?」
「テレビ番組の街頭インタビューに声を掛けられそうになったんだけど、
恥ずかしくて慌てて逃げちゃった!こんな時あなただったらどう思う?」
「僕は単純ですから、お客さんからたまに労いや感謝の言葉を貰えると
俄然やる気になるんですよ!○○さんはお仕事をしていて嬉しい瞬間ってどんな時ですか?」
このようにオープンクエスチョンで話を振られると、
答える側は「う~ん、私だったらー…」と想像して考えながら話してくれるので、
会話が膨らみやすく盛り上がりやすくなるのです♪
⑤ 気持ちを乗せて反応
原則としては、
相手の気持ちに「共感」の反応を見せてあげることが
モテコミュニケーションの基本です!
ですが、無理に合わせたり
何でもYESマンのような返答をしようという話ではありません。
相手の気持ちや感情に集中して話を聴いていれば、
多くの場合自然と、
「ああ、とっても楽しかったんだなぁ」
「うわぁ…気の毒に…」
などと、同調的な感覚が湧いてくるものですから、
その気持ちを素直に『反応』として表現すれば良いのです。
◆ちなみに… 「もしも共感できない場合は…?」
相手の気持ちに共感できない場合、
「自分ならそうは感じないけど、相手はそう感じているんだな」
という点のみを受け入れてあげると良いでしょう。
「真実はともかく、相手はそれが事実だと“感じている”」
という点のみ受け入れて認めてあげるのです。
そうすれば、それほど“否定的な反応”は取らずに済みます。
“否定的な反応”は絶対にダメというわけではありませんが、
関係性が薄いうちはあえて見せない方が無難です。
***********************************************
スムーズコミュニケーション法『基本の型』。
不安なうちは初心者さん用の「歩行器」として、ぜひ使ってみてくださいね♪
※本ブログは有料テキスト「モテコミュニケーション講座」の内容を、
特別に無料公開しているものです。順次公開してまいりますので、お楽しみに♥
この記事へのコメントはありません。