★②『気持ち』に焦点を当てる
まずはじめに、
コミュニケーションの「本質」をお伝えします。
コミュニケーションとはー…、
『気持ちのキャッチボール』 です。
「え…?当たり前のことでは?」
と思った方もいるかもしれませんが、
コミュニケーションに苦手意識がある人は
この本質を正確に認識できていない場合がほとんどです。
ひょっとしたらあなたも女性との会話中に
「次は何を言おう?」などと頭で考え過ぎてはいませんか?
“気持ちを表現する”という本来の目的はそっちのけで、
上手い返しをしようと“言葉探し”ばかりして、
無意識のうちに“気持ち”のキャッチボールではなく
“言葉”のキャッチボール”をしてはいませんか?
たとえば、
自分の気持ちを隠したまま
“表面的で当たり障りのない会話”に終始したり、
話題に対しての“知識や情報”を語るばかりになってしまったり…
一見、“言葉”のやり取りはスムーズで
会話が上手く運んでいるように見えるかもしれません。
しかし、このような会話の仕方では
お相手はあなたの人柄や人間味を感じることが出来ないので、
あなたに魅力を感じる可能性は低いのです。
“言葉”のキャッチボールばかりの会話というのは、
残念ながら双方にとって面白味を感じられないものです。
コミュニケーションを通じて
相手があなたから感じ取りたいものは“人間味”(=“気持ち”)なのです。
人は、人間味(気持ち)を感じられる相手には
親しみを感じ好感を持ちやすいものなのです。
繰り返しますが、
コミュニケーションとは『気持ちのキャッチボール』です。
“気持ち”をやり取りすることで、
自然とお互いの心の距離が縮まり関係性が深まっていく――…
これがコミュニケーションの「本質」なのです。
まずはこの「本質」をしっかり押さえましょう!
続いて、
こちらも基本として押さえて頂きたい、
重要な『人間の心理』についてお伝えしますね。
“人は誰しも、
『自分の話を聴いてもらいたい』という
潜在的な欲求を持っている”
はい、これです。
「いやいや、自分は話すのが苦手だから聴いてるほうが好きです!」
と思った方もいるかもしれませんが、
そういう方も家族など気心の知れた相手と話をする場合を
思い返してみてください。
相手の話を聞いている時よりも自分の話聞いてもらっている
時のほうが、きっと精神的な満足度は高いはずです。
『自分の話を聴いてもらいたい』 とは つまり…
= 『自分の気持ちを分かってほしい』 ということです。
私たちはコミュニケーションを通して
“自分の気持ち”(ひいては“自分自身”)を
他者に受け入れてもらいたいと、無意識に強く望んでいるのです。
この“無意識の欲求”を満たしてくれる相手に出会えたら…、
人はどう感じるでしょう?
好感を持たないはずがありませんよね!
そうです。
だから「聞き上手」はモテるのです!
申し上げた通りコミュニケーションは気持ちのキャッチボールですから
ボールを投げる(自分の気持ちを表す)ことも勿論大切ですが、
まずは『相手の気持ちをキャッチする』こと。
これをしてあげられることが基本となります。
想像してみると、当たり前のことですよね?
“相手の気持ちを分かろうとしないのに、
自分の気持ちばかりを押し付けてくる人…”
そんな人には誰だって好感を持てませんよね?
当然、「この人ともっとお話したいな♪」なんて
思ってもらえるはずもありませんよね。
「自分はそんなことないから大丈夫!
少なくとも相手の話をちゃんと聞いているし、
気持ちも大体はキャッチ出来ていると思う」
と感じた方もいるでしょう。
ですが、そんな方にも1つ注意点があります。
それは、
相手の気持ちを“自分の中だけで分かっていればいい”
というものではないということです。
相手はあなたに
自分の気持ちを分かってもらえたかどうか知りたいのです。
ですから
「反応」を示してあげる(表現してあげる)ことが大切です。
誰だって、自分が話している時に
相手に“聞いているのかよく分からない態度”を取られていたら、
話していても楽しくないですよね。
<まとめ>
-
コミュニケーションは『“気持ち”のキャッチボール』
-
人は、自分の話を聴いて欲しい(自分の気持ちを
分かってほしい)という潜在的な欲求がある
では、これらの大切な「本質」と「心理」を踏まえた上で、
いよいよ“聞き上手”としての具体的な『聴き方』とはー…
どんなものなのか?お話して参りますね!
次回へ続く【“モテる聞き上手”の基本2ステップ】モテコミュニケーション講座【こうすればグッと親密に♥】
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特別に無料公開しているものです。順次公開してまいりますので、お楽しみに♥
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